一人暮らしのインターネットはwifi・光回線のどちらがいい?

こんにちは、ルミ子です。

もはや生活に必要不可欠なインターネット。

実家を出て一人暮らしを始める場合、
新たに一人暮らし用のインターネット契約について考えなければいけません。

 
そこで今回は、一人暮らしの方におすすめのインターネット契約方法をご紹介。

使用頻度や月額料金別に、もっともおすすめの方法をお伝えします。

一人暮らしのインターネットは3種類

まず、一人暮らしの自宅で使えるインターネット回線には、3つの種類があります。

 
・ポケットWi-Fiタイプ
・据え置き型のWi-Fiタイプ
・光回線タイプ

それぞれのメリット・デメリットについて見ていきましょう。

ポケットWi-Fiタイプ

ポケットWi-Fiとは、その名の通りポケットに入れて持ち運べる小型のWi-Fiルーターです。

同じ意味で「モバイルWi-Fi」「モバイルルーター」という言葉が使われることもあります。

 
ポケットWi-Fiが基地局から発信される電波を受け止め、
それをスマホやパソコンが受信することでインターネットに接続するという仕組みです。

 
2019年現在、
Docomo
au
Softbank
UQ WIMAX
Yahoo!Mobileの5社が
22種類のポケットWi-Fiを販売しています。

 
ポケットWi-Fiのメリットは、以下の通り。

 
・料金が手頃(2,000円台~)
・工事不要
・外出先でも使える
・引越し先にも持っていける

逆にデメリットは、以下のものがあります。

 
・データ使用量により速度制限あり
・光回線・据え置きWi-Fiより速度が遅い

ポケットWi-Fiは速度にやや難がありますが、
手軽さは一人暮らし向けのインターネット回線の中で一番と言えるでしょう。

据え置き型のWi-Fiタイプ

据え置き型のWi-Fiは、
ポケットWi-Fiのように持ち歩かず一定の場所に設置するWi-Fiルーターのことです。

他に「ホームルーター」という呼び方もあります。

 
インターネットに接続する仕組みはポケットWi-Fiと同じですが、
接続できるインターネット回線が異なり、据え置き型Wi-Fiの方が速いです。

 
現在、据え置き型Wi-Fiには
Softbank Air
auスマートポート
WiMAXホームルーター
ドコモおくダケWi-Fi

などの種類があります。

 
据え置き型Wi-Fiのメリット・デメリットは以下の通り。

 
メリット
・電波が安定している
・最大接続数が多い
・ポケットWi-Fiより速い
・引越し時に持っていける

デメリット
・回線工事が必要なものも(置くだけWi-Fiは不要)
・持ち歩きはできない

据え置き型Wi-Fiはその場にずっと固定して使うため、電波が安定しています。

 
また、自宅やオフィスで複数回線が接続することを前提に作られているので、
10~20台のスマホやPCが同時接続しても速度が落ちません。

光回線タイプ

光回線タイプのインターネットは、
別名「固定回線」「有線インターネット」とも呼ばれるものです。

Wi-Fiのような電波ではなく、
ケーブルで直接機器を繋ぐ方法でインターネットに接続します。

 
光回線タイプのインターネットは、
ソフトバンク光
auひかり
ドコモ光
楽天コミュニケーションズ光

など400以上の会社で契約できます。

 
光回線タイプのインターネットのメリット・デメリットは、以下の通り。

 
メリット
・回線がもっとも安定している
・速度制限がない
・高速通信・大容量通信が可能
・Wi-Fiルーターに電波を送信することも可能

デメリット
・回線工事が必要
・家の外では接続できない
・物理ケーブルが必要なため家の中でも持ち歩きできない

光回線タイプのインターネットは、
接続の質・量の面が3種類の中でもっとも優れています。

 
ただし、回線を物理的に家まで引き、
ケーブル接続しなければいけないので、
回線工事に時間とお金がかかります。

一人暮らし向けの賃貸では、
そもそも勝手に回線工事はできないことも。

 
また電波接続ではないので、
当然家の外や、ケーブルが届かない場所では利用できません。

一人暮らしのインターネット料金の目安

次に、一人暮らしでインターネットを使う場合の料金目安を、
使用方法別に見ていきましょう。

①スマホだけを使用する場合

今はスマホが多機能になっているので、
自宅でPCを使う必要がないという人もいると思います。

 
一人暮らしでスマホだけを利用してインターネット接続する場合、
「大手キャリア」「格安SIM」「機種購入+ポケットWi-Fi」という3つの選択肢があります。

 
それぞれのインターネット接続方法の費用目安は、以下の通りです。

 
・大手キャリア:月額4,000~8,000円
・格安SIM:月額2,000~4,000円
・機種購入+ポケットWi-Fi:機種代金3~10万円(一括の場合)+月額2,000~5,000円

大手キャリア・格安SIMのスマホなら、
月額0~500円程度のテザリングオプションを使えば
スマホを介してPCをインターネット接続させることもできます。

 
一人暮らしでデータ使用量がそれほど多くない人は、
テザリング接続で十分事足りる場合もありますよ。

②ポケットWi-Fiをする場合

ポケットWi-FiでスマホやPCを
インターネット接続する場合、料金目安は以下の通りです。

 
・ポケットWi-Fi:月額2,000~5,000円

一人暮らしなら、自宅ではなく自分の周囲に
Wi-Fiルーターがあればいいというケースがほとんどでしょう。

そのため、特別に大容量通信をしない場合は、
ポケットWi-Fiで十分という場合が多いです。

③光回線を使用する場合

一人暮らしで光回線を利用する場合、
料金の目安は以下の通りです。

 
・光回線:4,000~6,000円

光回線はマンションと戸建てで月額が違い、
各社1,000~1,500円ほど戸建ての方が高いです。

 
光回線の会社と同系列のキャリアでスマホを契約していると、
割引になるプランが多くなっています。

一人暮らしでインターネットを始める時の注意点

それでは、一人暮らしでインターネットを使い始めるときは、
どのような注意点があるのでしょうか。

 
一人暮らしでインターネットを契約する場合、
以下のポイントを押さえておいてください。

①違約金には注意しよう

インターネットの契約は、
多くの場合「2年契約」「3年契約」など
最低契約期間が決められています。

 
この期間内や契約満了時の解約可能期間以外に
解約した場合、違約金が発生することも。

違約金は契約会社やプラン内容によって異なりますが、
だいたい5,000~30,000円ほどです。

 
一人暮らしの家計には痛い出費ですから、
違約金については契約前に確認しておきましょう。

②既にインターネットと契約している物件も

物件によっては、建物自体がWi-Fiや光回線と契約している場合もあります。

 
自分がインターネット契約を持っていない場合は助かりますが、
自分も据え置きWi-Fiなどを持っていると二重払いになってしまいます。

手持ちのルーターがある方は、
一人暮らし用物件のインターネット環境にも注意しましょう。

③悪質な業者があることを知ろう

インターネット業者の中には、
詐欺まがいの営業を行う悪質な会社も。

わざと大手業者と混同しやすい名前を使う、
いらないオプションに入らされて契約途中で料金が変わるなどのケースが報告されています。

 
悪質な業者の特徴は、
向こうから訪問や電話などの営業をしてくること。

特に、周りの人に相談しづらい一人暮らしの若者や、
高齢者を狙う業者が多いです。

 
一人暮らしの家にインターネット業者を名乗る人が来ても、
話を聞かず契約もしないようにしましょう。

一人暮らしのインターネット料金を安く抑える方法

一人暮らしでインターネットを使うなら、
快適さはもちろんですが節約も大事。

 
ここからは、一人暮らしのインターネット料金を
節約する方法を解説していきます。

ギガ放題+テザリングが一番おすすめ

ギガ放題とは、大手スマホキャリアなどが提供している
データ容量使い放題の(または使用可能なデータ容量が非常に大きい)契約プランのこと。

各社、「ウルトラギガモンスター」「データMAXプラン」など
それぞれの呼び名があります。

 
そして、先にも触れましたが、
テザリングはスマホを通じてPCなどを
インターネット接続させる方法です。

 
ギガ放題のスマホをWi-Fiルーター代わりにすれば、
実質スマホ料金のみでデータ容量が使い放題。

各社のギガ放題の料金は6,000~9,000円ほどなので、
通常のスマホ契約+ポケットWi-Fiなどを契約するより安くつきます。

あまり使わない人は「格安SIM」

スマホもPCもあまり使わず、最低限でいいという方は、
格安SIMのスマホがおすすめ。

 
格安SIMには通信が遅い・制限がかかりやすいなどのデメリットがありますが、
インターネット回線の中でもっとも月額料金が安いです。

 
月々2,000円台から通話とインターネットが使えるので、
とにかく節約したい方は格安SIMを選びましょう。

それなりに使う人は「据置型のWi-Fi」

自宅で複数のPCを使ったり、
友達を呼んで複数人がWi-Fiに接続したりする場合は、
据置型のWi-Fiがおすすめ。

料金は月額4,000~5,000円ほどで、
ポケットWi-Fiより接続が安定していて速度も速いです。

 
同系列の会社でスマホも契約することで、
割引プランが用意されていることもあります。

頻繁に使う人は「光回線」一択

一人暮らしの自宅でPCを使って仕事をしている方、
PCゲームが趣味の方など、頻繁にインターネットを使う方は光回線一択です。

 
光回線のメリットは、何よりも接続の安定性と速さ。

頻繁に長時間インターネットを使うなら、
その強みを実感する機会が多いことでしょう。

インターネット付き物件のメリット

一人暮らし向けの物件の中には、
建物が加入しているインターネットを住人が利用できるというものもあります。

 
インターネット付き物件のメリットは、
インターネット代金を節約できること。

自分でインターネットを契約すると
少なくとも毎月数千円はかかるので、ありがたいですね。

インターネット付き物件のデメリット

インターネット付き物件のデメリットは、
物件が契約しているプランによっては
動作が重くてうまく繋がらないところにあります。

同時にたくさんの人が同じ回線に接続するので、
時間帯によって速度にばらつきが出ることもあります。

 
また、すでに自分が契約しているルーターを持っている場合、
そちらに支払う月額料金が無駄になってしまうこともあります。

まとめ

現代の一人暮らしには、インターネットは必需品。

様々な種類・プランがあってややこしいですが、
今回解説した内容を参考に、
自分に必要なインターネット契約を選んでみてください。

 
一人暮らしなら自分の周りでだけ接続できればいいという
ケースが多いので、ポケットWi-Fiやスマホのギガ放題がおすすめですよ。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です