一人暮らしに絶対おすすめのペット9選!初期費用も紹介!

一人暮らしで寂しさを感じると、
「ペットに癒されたい!」と思う方も多いはず。

今回は、そんな方のために
一人暮らしにおすすめのペットをまとめました。

ただし、ペットを飼うということは命を預かるということ。

決して、安易に決めてよいことではありません。

一人暮らしでペットを飼うために、
考えておくべきこともあわせて解説します。

一人暮らしでペットを飼う方法

一人暮らしでペットを飼うなら、
ペットを飼える環境が揃っていることは絶対条件です。

ペットを飼うことは命を預かることですから、
「可愛いから」というだけで安易に飼い始めてはいけません。

ペット可の物件か

まず、今住んでいるのが
ペット可の物件かどうかを確かめましょう。

ペットを度飼い始めると、
匂いや抜け毛、見えにくい皮膚の破片などが必ず残ります。

そのため、一度でもペットを飼ったら、
どんなに綺麗に清掃してもその部屋を
動物アレルギーの人には貸すことができなくなります。

退去した後に同じ部屋を借りた人が
動物アレルギーだったら、大変なことになりますよね。

賃貸にペット不可の物件が多いのは、
そうした理由があるからです。

ペット不可の物件でペットを飼ってしまうと、
規約違反で追い出されたり、
退去の時に違反金を請求されたりする
ことがあります。

「バレなければいい」と考えてこっそり飼う人もいるかもしれませんが、
バレたときのリスクを考えると絶対に避けるべきです。

家主に機会損失による損害賠償を求められたら、
莫大な金額を支払う羽目になるかもしれませんよ。

どんなに小さな動物でも、
ペット不可の物件で飼うのは絶対にやめましょう。

匂い・アレルギー・鳴き声は大丈夫か

賃貸物件でペットを飼っていると、
匂いや鳴き声が近隣トラブルの原因になるケースがしばしば起こります。

そのため、一人暮らしでペットを飼うなら、
匂いや鳴き声がしにくい生き物がおすすめです。

ペット可の物件でも、家主の基準によって
飼える動物の種類や大きさが決められている場合もあるので、
必ず確認しましょう。

また、動物アレルギーの確認も大切です。

短時間触れるだけなら問題がなくても、
一緒に暮らし始めるとアレルギー症状が出るという人もいます。

実家などで動物と暮らした経験がある人なら問題ありませんが、
初めてペットを飼う人は、その動物に対してアレルギーが
ないか検査をしておくと安心です。

アレルギー検査は、皮膚科やアレルギー科で
3,000円前後の料金で受けられます。

預けられる環境があるか

もし旅行や出張で外泊することになったら、
ペットを預けられる環境は整っているでしょうか。

「自分は旅行には行かないから大丈夫」と思っていても、
不慮の事故や病気で入院することもあります。

自分が世話をできない時でも、
誰かが面倒を見てくれる環境を整えておきましょう。

ペットホテル・実家・友達の家など、いろいろなケースに対応できるよう、
複数の預け先候補があるとさらに安心です。

ただし、知識のない家族や友達に預けてトラブルにならないよう、
専門家に預ける時以外は世話の方法を書面に残すなどしておきましょう。

きちんとお世話できるか

一人暮らしでペットを飼うと、基本的に外泊はできません。

また、餌や水のやり忘れは、
例え一回でもペットにとっては命に関わりかねない一大事です。

さらに、動物アレルギーがある人は家に呼べないなど、
様々な制限がついて回ります。

今の生活にペットが加わっても、
最後まできちんと世話ができるでしょうか。

一人暮らしでペットを飼いたいと思っている方は、
一度毎日の生活の中でペットと暮らす生活をシミュレーションしてみてください。

一人暮らしに向いているペットの条件

一人暮らしに向いているペットの条件は、以下の通りです。

  • 毎日の世話に手間がかからない
  • 鳴き声が小さい
  • 匂いが少ない
  • 人馴れしやすい
  • ケージに入れておける

これらを考えてみると、生活が不規則な方に
イヌはおすすめできません。

イヌは朝夕の散歩が必須で、規則正しい生活を好む動物です。

そして、忙しくて時間に余裕がない方は、
種類問わず手入れに手間がかかる「長毛種」は避けたほうがよい
でしょう。

また、もしペットが病気になった時には、
一人暮らしでは看病に十分時間がとれない時もあります。

どんな動物を飼うにしても、
できるだけ病気にかかりにくい丈夫なペットを選ぶのがおすすめです。

一人暮らしにおすすめなペット9選

ここからは、一人暮らしにおすすめなペットを9種類、ご紹介します。

ネコ

ペットとして定番の動物である、ネコ。

近年では特にネコブームとなり、
飼育数ではイヌを追い抜くほどの人気となりました。

おすすめポイント

ネコはもともと単独行動を好む生き物なので、
そういう意味では一人暮らしでも比較的飼いやすいペットです。

留守番をさせてもあまり寂しがりませんが、
おもちゃやキャットタワーを用意して退屈しないようにしてあげましょう。

爪とぎをする習性があるので、
賃貸物件を傷つけないよう、爪とぎも用意
してください。

また、発情期には鳴き声が大きくなったり、
オスはマーキングをしたりするので、避妊手術は行いましょう。

一人暮らしにおすすめな種類

  • ブリティッシュショートヘア
  • エキゾチックショートヘア
  • スコティッシュフォールド

など

必要なもの(初期費用・ペット用品。値段はおおよその金額)

  • 生体価格:0(譲渡の場合)~50万円程度
  • 予防接種:5,000円
  • トイレ:2,000円
  • トイレ砂:1,000円
  • キャリーケース:3,000円
  • 爪とぎ:1,000円
  • 爪切り:500円
  • 餌・水入れ:1,000円
  • おもちゃ:500円

ハムスター

小さくて愛らしいハムスターも、
ペットとして変わらぬ人気を誇ります。

なつきやすく生体価格も安価ということもあり、
ペット初心者にも飼いやすいと言えます。

おすすめポイント

ハムスターはとても小さく、
基本的にケージの中で飼うので場所を取らないし、
部屋の中も汚れません。

そのため、賃貸物件でも飼いやすく、
一人暮らしにはおすすめです。

小さな体ですが意外に賢く、
表情の変化や可愛らしい仕草が楽しめます。

寿命が2~3年と短いので、
健康管理に気をつけて
幸せに暮らせるようにしてあげたいですね。

一人暮らしにおすすめな種類

  • ゴールデンハムスター
  • ジャンガリアンハムスター
  • ロボロフスキー

など

必要なもの

  • 生体価格:1,000円程度
  • ケージ:4,000円
  • 家:1,000円
  • 床材:500円
  • 餌:1,000円

ウサギ

ふわふわの見た目が愛らしいウサギは、
近年人気急上昇中です。

鳴き声が小さくトイレも覚えるので、
比較的飼いやすい動物です。

おすすめポイント

ウサギは完全な草食動物なので、
ペット特有の獣の匂いはあまりしません。

大きな声で鳴かない・しつけができる・手間がかからないと、
一人暮らしで飼うペットの条件を満たしています。

ただし、ウサギは全体的に臆病な性格なので、
スキンシップをとるのが難しい個体もいるかもしれません。

また、草食動物はストレスを感じやすいので、
無理に触ったりせず、気長にゆっくり慣れさせてあげましょう。

一人暮らしにおすすめな種類

  • ネザーランドドワーフ
  • ミニウサギ

など

必要なもの

  • 生体価格:10,000~30,000円程度
  • ケージ:4,000円
  • 餌入れ:500円
  • トイレ:1,000円
  • トイレ砂:1,000円
  • 餌:1,000円
  • 牧草:1,000円

イヌ

ペットの定番といえば、
まず誰もが最初に思い浮かべるのがイヌ。

一人暮らしで飼うのが難しい品種もあるので、
見た目の好みだけでなく実際に犬と
暮らしている生活を想像して選びましょう。

おすすめポイント

イヌは賢い動物なので、コミュニケーションを楽しめます。

一人暮らしが寂しい方にはぴったりのペットですね。

もともと集団で生活する動物なので、
飼い主によくなつき、純粋な愛情や忠誠心を向けてくれます。

ただし、朝晩の散歩やブラッシングなど、
他のペットよりずっと世話に手間がかかります。

さらに、イヌは基本的には長時間の留守番ができないので、
帰りが遅くなりがちな人や外泊が多い人には向きません。

初期費用やその後の費用も何かとかかるので、飼う前にはよく考えましょう。

一人暮らしにおすすめな種類

  • トイプードル
  • パピヨン
  • チワワ

など

必要なもの

  • 生体価格:0(譲渡の場合)~30万円程度
  • 登録費用:3,000円
  • 予防接種:7,000円
  • サークル:10,000円
  • クレート:5,000円
  • ベッド:2,000円
  • トイレ:2,000円
  • トイレシーツ:1,500円
  • 給水機:1,000円
  • 餌入れ:1,000円
  • 首輪:2,000円
  • リード:2,000円

インコ

鳥の中でも、インコは賢くて一人暮らし向き。

寿命は8~12年と長めなので、
今後の生活の変化なども考慮に入れ、
責任を持って飼い始めましょう。

おすすめポイント

カラフルなインコは全身を使った感情表現が意外に豊かで、
寂しい一人暮らしを賑やかにしてくれる存在です。

場合によっては言葉を喋ったり、
歌ったりしてくれることもあります。

放鳥や日光浴など鳥ならではの世話や保温は必要ですが、
基本的にはあまり手間のかからない生き物です。

一人暮らしにおすすめな種類

  • セキセイインコ

など

必要なもの

  • 生体価格:3,000円前後
  • ケージ:4,000円
  • ケージカバー:2,000円
  • 餌入れ:1,000円
  • 餌:1,000円
  • ペレット:1,000円
  • 保温用品:2,000円
  • 保温カバー:2,000円

熱帯魚・金魚

優雅に泳ぐ姿が美しい、熱帯魚や金魚。

テラリウムを作成するなど、
水槽の中に自分だけの世界観を作るという楽しみ方もあります。

おすすめポイント

熱帯魚や金魚は、哺乳類や鳥と違って毛や匂いがないため、
ペット不可の物件でも許可がもらえることがあります。

世話としては、毎日の餌やりと水質・水温のチェックが必要です。

とても繊細で飼育が難しい魚もいるので、
初めて飼う方は初心者向けの品種を選びましょう。

また、熱帯魚の場合、
魚にあった生活環境を整えるのにお金がかかることもあるので、
品種や買い方をよく調べることが必要です。

一人暮らしにおすすめな種類

  • 金魚
  • グッピー
  • レッドミッキーマウスプラティ

など

必要なもの

  • 生体価格:300~5,000円程度
  • 水槽:2,000円
  • フィルター:2,000円
  • 水中ヒーター:1,500円
  • カルキ抜き:200円
  • ライト:1,000円
  • 砂利:500円
  • 水草:500円
  • 餌:500円

デグー

デグーは主にヨーロッパでペットとして人気がある動物で、
最近は日本でも知名度が高まっています。

体調は15~20cm程度でかなり賢く、コミカルな動きが特徴的です。

おすすめポイント

デグーは社会性が高く、
人になつきやすい動物です。

同じげっ歯類のハムスターやリスよりも
高度なコミュニケーションが楽しめます。

自分の名前を覚えたり、
戸棚の開け方を学習したりする個体も。

ペットとのコミュニケーションを楽しみたい方におすすめです。

必要なもの

  • 生体価格:6,000~10,000円
  • ケージ:5,000円
  • トイレ:1,000円
  • 回し車:1,000円
  • 牧草:1,000円
  • 餌入れ:500円
  • 給水器:500円
  • 餌:1,000円
  • かじり木:500円

    爬虫類(カメやトカゲなど)

    ユーモラスで愛嬌がある、カメやトカゲ。

    爬虫類は苦手という人もいますが、
    独特の味わいがあり、一度飼いだすと虜になってしまう人もいます。

    おすすめポイント

    もともと過酷な環境で生きていたため、
    種類によってはとても体が丈夫な爬虫類もいます。

    そうした種類ならあまり世話に手間がかからず、
    一人暮らしでも安心して飼うことができます。

    ただし、餌として生きた虫やネズミを与えなければならない場合もあり、
    そこがネックになる人も。

    また、爬虫類は変温動物です。

    温度や湿度にデリケートな品種も多く、
    保湿保温には一年中気を配る必要もあるため、
    他のペットに比べると光熱費がかかります。

    さらに、成体になると赤ちゃんの時と
    比べるとびっくりするほど大きくなるものもいるので、
    よく調べてから飼い始めましょう。

    一人暮らしにおすすめな種類

    • フトアゴヒゲトカゲ
    • リクガメ

    など

    必要なもの

    • 生体価格:3,000~30,000円程度
    • 設備費用:4,000~70,000円
    • 餌:3,000~5,000円
    • 電気代:1,000~2,000円

    フェレット

    イタチの仲間のフェレットは、
    特有の愛らしさがありファンが多い動物です。

    留守番が得意なので、一人暮らしの方のペットに適しています。

    おすすめポイント

    フェレットは睡眠時間が長く、
    長時間の留守番をすることもできます。

    穏やかな性格なので噛みつくこともなく、
    鳴き声もそれほど気になりません。

    人によくなつき、帰宅するとお迎えをしてくれる個体もいます。

    寿命も6~8年と、ある程度長く一緒に暮らせます。

    一人暮らしにおすすめな種類

    • マーシャルフェレット

    など

    必要なもの

    • 生体価格:20,000円前後
    • ケージ:5,000円
    • トイレ:1,000円
    • トイレ砂:1,000円
    • 餌入れ:500円
    • 餌:1,000円
    • 給水器:500円
    • おもちゃ:500円
    • ハンモック:1,000円

    大切なのは最後まで責任を持って飼うこと

    ペットを飼う時一番考えなければいけないことは、
    最期まで責任を持てるかどうかということです。

    動物はぬいぐるみではなく、命ある生き物です。

    ペットを一匹飼うということは、
    家族が一人増えるのと同じです。

    餌や水だけ与えればいい訳ではなく、
    何年にもわたって愛情を注ぎ続けなければいけません。

    ペットは言うことをきかない時もありますし、
    毎日うんちもおしっこもします。

    年老いたり病気になったりしたら、
    愛らしい見た目はなくなってしまうかもしれません。

    また、人間のように健康保険が効かないので、
    病院に連れて行くと多額の費用がかかることもあります。

    どんなペットを飼うにしても、
    まずはそうした覚悟が必要なのです。

    まとめ

    ペットを飼うことには様々な責任が伴います。

    特に、一人暮らしでペットを飼うなら、
    ペットの命は自分一人にかかっています。

    大変なこともありますが、
    それでも一人暮らしを癒してくれるペットはかけがえのない存在。

    今回おすすめした動物の中から、
    お気に入りのペットが見つかるといいですね。

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