初めての一人暮らしは、
「いつから始める?」「必要なものは?手続きは?」など、
何かと疑問が出てきますよね。
今回は、そんな方のために
一人暮らしの準備に必要なもの・ことリストをご用意しました。
いつからどのような準備をすればいいか、
時期別に解説していきますので参考にしてみてください。
一人暮らしの準備はいつから始めるべき?
一人暮らしの準備をいつから始めれば良いかというと、
だいたい1ヵ月前ごろが目安です。
物件にこだわりたい場合は、
もう少し前から部屋を探し始めても構いませんが、
良い物件は募集を始めてすぐ埋まってしまうもの。
一人暮らしを始める何ヶ月も前に良い部屋を見つけても、
実際に住み始める頃には残っていないことがほとんどです。
そのため、一人暮らしの準備は、
早くても3ヵ月前ごろから始めるといいでしょう。
1か月前
一人暮らし1ヵ月前にするべき
一人暮らしの準備リストは、以下の通りです。
- 新居を決める
- 必要な家具や家電を揃える
- 引っ越し業者を予約する
- 荷造りをする
- 不用品の処分
一人暮らしを始める新居を決めて、
契約する目安は引っ越し1ヶ月前ごろ。
ギリギリになっても新居が決まらず
大変な思いをしないように、
住みたい地域の家賃相場など
事前リサーチはもっと前から始めておきましょう。
一人暮らしを始めてすぐ必要になる
冷蔵庫や洗濯機といった家電も、
この時期に準備しておくのがおすすめです。
特に新社会人の一人暮らしでは、
仕事が始まってから物を揃えていくのは思っている以上に大変です。
後から買い足すものもあるとは思いますが、
最低限毎日暮らせるだけの家具や家電は事前に準備しておきましょう。
また、引っ越し業者の手配や
荷造りを始めるのも1ヵ月前ごろ。
荷物がコンパクトなら引っ越し費用も安くなるので、
不用品はなるべく処分しておきましょう。
1週間前
一人暮らし1週間前にやるべき準備リストは以下の通りです。
- 新居のネット契約
- 新居の電気・ガス・水道の申し込み
一人暮らし1週間前になると、
実際に住み始める物件の準備を開始します。
自宅にネット回線を引く場合はその契約と、
電気・ガス・水道といったライフラインの申し込みを済ませましょう。
ネットや電話で数分もかからない手続きなので、
そこまで大変な準備ではありません。
ネットや電気・水道は立会い不要ですが、
ガスのみ開栓に立会いが必要なため、
手続きの際に立会日を決めます。
引っ越し当日は様々な準備があって大変なので、
ガスの立会日は引っ越し翌日にしても問題ありません。
2日前
一人暮らしを始める2日前までに済ませる準備は、
今住んでいる場所を離れる手続きです。
以下のリストを参考に、できるものは全て済ませて当日を迎えましょう。
- 住民票の転出届
- 郵便物の転送届
- 銀行口座の住所変更
- スマホの契約者住所変更
- 国民年金の手続き
- 健康保険住所変更
ネットや電話でできるものもありますが、
実際に市役所や郵便局に
足を運ばなければいけないものもあります。
引っ越しの数日前に、
丸一日「手続きの日」として役所を回る準備にあてられるとスムーズです。
当日
引っ越し当日には、以下のリストのような準備が必要です。
- 最後まで使っていたものの荷造り
- ライフラインの開始手続き
- 荷物の運搬
- 新居・旧居の掃除
- 新居での荷ほどき
- 近隣への挨拶
引っ越し当日の朝一番に、
旧居で最後まで使っていたものの荷造りをしましょう。
具体的には、冷蔵庫の中身や洗面用具など日用品、
最後に洗濯してから溜まった洗濯物などです。
また、1〜2習慣前に申し込んでおいた
ネットやライフラインの開始手続きも引っ越し当日となります。
そして何と言っても一番大変なのが、荷物の運搬。
引っ越し業者に任せきりのプランもありますが、
引っ越し業者を頼まない場合は
自力で荷物を運び入れる必要があります。
荷物を旧居から運び出した後、
そして新居に運び入れる前には、
しっかり掃除も済ませておきたいですね。
また、近隣住民への挨拶も引っ越し当日に行いましょう。
引っ越し作業で音を立てたり、
通路を塞いで迷惑をかけたりすることもあるため、
当日の午前中に挨拶できるのが理想的です。
一人暮らしに多いマンションの場合、
挨拶するのは隣2軒と上下と言われていますが、
近年は両隣のみという人も多くなっています。
引越し後に必要な手続きまとめ
引っ越し後に必要な手続きは、以下のリストの通りです。
- 住民票の転入届
- マイナンバーの住所変更
- クレジットカードの住所変更
- バイクの登録変更手続き
- 運転免許の住所変更
住民票の転入届は、
引っ越して14日以内に役所に届け出ないと
罰金が科せられます。
マイナンバーの住所変更も
14日以内に役所に届け出ないと
違反金が科せられる恐れがあるため、
引っ越して2週間以内には
一度役所に行ってこれらの手続きを済ませましょう。
その他の手続きは遅れても特に罰金はありませんが、
なるべく早く済ませておいたほうがその後の生活に便利です。
運転免許の住所変更には
住民票の写しが必要なので、
役所に行った際にもらっておきましょう。
一人暮らしの準備に必要なお金は?
一人暮らしの準備には、
何かとお金がかかるもの。
一人暮らしのために物件を借りて住み始めるには、
以下のお金がかかります。
- 初月の家賃:家賃1ヵ月分
- 敷金:家賃1〜3ヵ月分程度
- 礼金:家賃1〜3ヵ月分程度
- 仲介手数料:家賃1ヵ月分が相場
- 火災保険料:約20,000円
- 鍵交換費用:約15,000円
一人暮らしのために新たに物件を借りる場合、
だいたい家賃5ヵ月分が費用としてかかると言われています。
ただし、敷金は部屋を綺麗に使えば
退去時に戻ってくることもあります。
また、月の途中から入居する場合は、
初月の家賃は日割り計算になるため満額はかかりません。
一人暮らしの初期費用は地域差があり、
もっとも高い東京都では平均50万円、
逆にもっとも安い山口県では19万円が相場となっています。
他に一人暮らしの準備にかかるお金は、
- 家具家電購入費:約100,000円
- 引っ越し代:約100,000円
などです。
これらは家具家電へのこだわりや、
引っ越しの距離、荷造りや運搬を
どのくらい自分で行うかによって
大きく変わってきます。
節約したい場合は、
家具家電はリサイクルショップや
ネットオークションを利用したり、
引っ越し作業をできる限り
自分で行ったりすると安くあげられますよ。
総合すると、一人暮らしの初期費用には
家賃5ヵ月分+20万円ほどかかる
と思っておけばいいでしょう。
事前に揃えると便利なものリスト
一人暮らしの準備で、事前に揃えると便利なものリストは以下の通りです。
- ゴミ袋
- ガムテープ
- スズランテープ
- 掃除用具
- 粗大ゴミの回収申し込み
- 住民票の写し
引っ越し作業は、
梱包材など様々なゴミがたくさん出ます。
すぐにまとめて捨てられるよう、
ゴミ袋やダンボールを束ねるガムテープ類などを
用意しておきましょう。
また、新居・旧居の掃除用に、
足りない掃除用具があれば
事前に揃えておくと当日スムーズです。
旧居で粗大ゴミを捨てる場合は、
事前に地域のルールに従って
粗大ゴミの回収申し込みを行っておきましょう。
住民票の写しは、
引っ越し前後の手続きなどで必要になるため、
何枚か持っておくと役立ちます。
その他、
- 洗剤
- トイレットペーパー
- お米
- 調味料
などの生活必需品も、
一から全てを買い揃えるのは手間なので、
新居の分まで事前に用意しておくと安心。
実家を出て一人暮らしを始める場合は、
実家のものを少し分けてもらってもいいでしょう。
まとめ
一人暮らしの準備はいつから始めればいいか、
また一人暮らしの準備に必要なもの・ことはわかりましたか?
楽しい新生活には、地道な準備が必要不可欠。
余裕を持って少しずつ準備し、
引っ越し直前に焦らないようにしておきましょう。
今回ご紹介したリストを参考に、
スムーズに一人暮らしの準備を進めてみてください。
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