大学生の一人暮らしのメリット・デメリットは?間取りやお金、住民票はどうするべき?

自由で充実しているイメージもあって、
大学生の一人暮らしに憧れる高校生は多いです。

今回は、そんな大学生の一人暮らしの実情についてご紹介。

一人暮らしをしている大学生の割合や、
金銭事情、住民票などの手続きについても解説します。

一人暮らしを始めてみたい学生は、ぜひ参考にしてみてください。

大学生が一人暮らしをする割合は?メリット・デメリットについても

まず、どれくらいの大学生が一人暮らしをしているのでしょうか。

一人暮らしをしている大学生は全体の4割程度

少なくはありませんが、過半数には至らない数字です。

国公立か私大かでも割合は
変わってくるので、詳しく見ていきましょう。

一人暮らしをしている大学生の割合

まずは、一人暮らしをしている大学生の割合について、
・大学生全体
・国公立大学
・私立大学
それぞれのカテゴリーで見ていきましょう。

全体では約4割が一人暮らし

大学生で一人暮らしをしているのは全体の4割ほど。

さらに細かく見ると、大学生の住まいの割合は

・自宅:56.5%
・アパート等:38.0%
・大学の寮:5.5%

となっています。

大学の寮は家賃が安い・大学から近いなどのメリットが多い分、
遠方からの学生のみ受け入れなど条件が厳しいことも。

そのため、寮で暮らしている大学生は少なく、
ほとんどがアパートなどを借りることになるようです。

国公立大学なら6~7割が一人暮らし

国公立大学の学生のみのデータでは、
一人暮らしの大学生は6~7割。

過半数以上が一人暮らしをしているという結果になります。

・国公立大学は数が少なく、遠方から進学する学生が多い
・学費が私立大学より抑えられるため、経済的に余裕がある

このような理由から、国公立大学の大学生は
一人暮らしの割合が高いと考えられます。

私立大学なら3割程度

私立大学の場合、一人暮らしをしている大学生は3割程度です。

国公立大学の場合と逆で、

・私立大学は数が多く、地元からの進学が多い
・学費が国公立より高いため、経済的な余裕がない

などの理由があると考えられます。

一人暮らしをするメリット

次に、大学生が一人暮らしするメリットとして
よく挙げられる以下の4点について見ていきましょう。

・大学に通いやすいので勉強に励むことができる
・家事など自活能力が身に付く
・アルバイトやサークルに時間を割ける
・親の目がなく自由

大学に通いやすいので勉強に励むことができる

大学生が一人暮らしするメリット一つ目は、
家が大学から近いと通いやすくなることです。

大学生の本分は、もちろん勉強です。

例えば通学に1時間かかるなら、
往復で毎日2時間勉強する時間が奪われているということ。

課題が多い学科では、寝る時間も惜しんで取り組まなければいけないこともあります。

そのため、勉学に励みたい大学生は、
大学の近くに住むに越したことはありません。

家事など自活能力が身に付く

今まで実家暮らしだった人の中には、
料理や掃除は親まかせだったという人も多いでしょう。

しかし、一人暮らしを始めると、
暮らしの全てに自分で責任を持たなければいけません。

当たり前だと思っていた家事も、
意外と時間と手間がかかることに気付かされますよ。

社会人になる時や結婚する時などタイミングは様々ですが、
誰もがいつかは自立する必要があります。

将来的に自立するために、
大学生のうちから自活能力を身につけられる
のが一人暮らしのメリットです。

アルバイトやサークルに時間を割ける

大学生は勉強以外にアルバイトやサークル活動も楽しい時期です。

遠くの実家から通っていると、アルバイトの上がり時間に制限ができたり、
飲み会の途中で終電を気にしなければいけなかったりということも。

そういった制限がないのが、大学生の一人暮らしのメリットです。

羽目を外しすぎるのは問題ですが、
二度と戻らない学生時代を充実させることができますよ。

親の目がなく自由

大学生ともなると、親から離れてプライバシーが欲しくなりますよね。

一人暮らしのメリットは、親の目がなく自由なこと。

友達や恋人を家に招いたり、
親からは反対されそうな趣味に打ち込んだりと、

自分らしく過ごすことができます。

ただし、親から援助してもらって進学や一人暮らしをする場合、
期待を裏切らないように自分を律することも必要ですよ。

一人暮らしのデメリット

大学生の一人暮らしには、デメリットもゼロではありません。

・食費だけでなく、電気代など生活費にお金がかかる
・生活面や防犯面で親に心配をかける
・不規則な生活や偏った食事など健康管理がおろそかになる

このようなことも考えられます。

食費だけでなく、電気代など生活費にお金がかかる

当然ながら、大学生の一人暮らしには
家賃・食費・光熱費などの生活費がかかります。

一人暮らしにかかるお金は、
1年間で150~250万円ほど。

実家暮らしなら100~170万円ほどで済むので、
50~80万円くらい余分な出費が必要です。

物件を借りるときにはさらに初期費用や
家具家電購入代がかかるので、
経済的な余裕がないと一人暮らしは難しいでしょう。

生活面や防犯面で親に心配をかける

親から見れば、大学生はまだまだ子供。

いきなり一人暮らしをさせるとなると、
生活面や防犯面で心配してしまう親も多いです。

進学を機に一人暮らしを始めたいなら、
高校生のうちから家事を手伝うなどして、
自分のことは自分でできることをアピールしましょう。

また、一人暮らしを始めた後も、
親を安心させるために定期的に連絡を入れるといいですね。

不規則な生活や偏った食事など健康管理がおろそかになる

勉強やアルバイト、サークル活動で忙しいと、
健康管理がおろそかになってしまいがち。

特にお酒を飲めるようになったばかりの大学生は、
無茶な飲み方で体調を崩しやすいです。

繰り返しになりますが、大学生の本分は勉強。

休まず大学に通えるよう、
自己管理に自信がある人のみ一人暮らしをしましょう。

大学生の一人暮らしの間取りや家賃相場は?

一人暮らしの大学生は、
こんな物件で暮らしている人が多いです。

・間取りは1Rか1K
・家賃は5~7万円

一人暮らしを始める大学生は、部屋探しの参考にしてみましょう。

間取りは1Rか1K

大学生の一人暮らしは1Rか1Kの間取りが平均的。

大学やアルバイトで外に出ている時間が長いので、
あまり広い間取りは必要ありません。

また、社会人になる時に引っ越したり、
実家に戻ったりする人も多いので、
揃える家具家電も最小限に抑えるのがおすすめです。

家賃は5~7万円が平均的

大学生は仕送りやアルバイトで生活をするので、
経済的な余裕はあまりありません。

そのため、家賃の平均は5~7万円程度

それ以下の家賃の物件もありますが、
古くて防犯面に不安のある物件がほとんどです。

とはいえ、大学生が多く住む学生街は
家賃が安くて住みやすい物件が多いため、あまり不安は要らないでしょう。

大学生の一人暮らしにかかる費用

大学生の一人暮らしには、以下のような費用がかかります。

・敷金・礼金、仲介手数料
・家具家電代
・内見・契約時の交通費等

ここからは、大学生の一人暮らしの金銭事情について詳しく見ていきましょう。

初期費用など準備にお金がかかる

一人暮らしで一番お金がかかるのは、
物件を借りて住み始めるとき。

どんな費用がどれくらいかかるのか、解説していきます。

敷金・礼金、仲介手数料

一人暮らしの初期費用で一番大きいのが、
敷金・礼金・仲介手数料です。

これを合計すると、およそ家賃5ヶ月分。

家賃6万円の部屋なら約30万円かかります。

家具家電代

一人暮らしには部屋だけではなく家具家電も必要です。

最低限のものを揃えるだけでも、約15万円かかります。

オークションやリサイクルショップを利用したり、
家具家電付きの物件を探したりなどの安く抑えられる方法を試してみましょう。

内見・契約時の交通費等、部屋探しにも

遠方から大学近くの物件を探しに行く場合、交通費もかかります。

何度も往復すると費用が嵩んでしまうので、
部屋探しのためにあらかじめ数日の日程を組んでおくといいでしょう。

先にネットなどで物件を探し、
その土地の相場や目当ての物件を探しておくのもおすすめです。

一人暮らしの大学生の仕送り額は5~10万円前後が平均?

大学生が実家から受けている仕送り額は、
月平均で98,391円。

金額別だと、5万円・7万円・10万円という層が多いようです。

もちろんこの額だけでは生活できないので、
足りない分はアルバイトで補填しなければいけません。

仕送りや奨学金を含めた
大学生の月収は、平均163,825円。

つまり、月に6~7万円分は
アルバイトをする必要がある
ということになります。

仕送りなしの場合は?

仕送りなしでの大学生の一人暮らしは、
かなり厳しいものになります。

・奨学金制度の利用
・アルバイトをする
・生活費の節約努力をする

などの工夫をして、切り詰めて生活しなければいけません。

奨学金制度の利用

まず、奨学金制度を利用するのが一つ目の方法。

ただし、第1種奨学金は利息がない分、
成績優秀かつ経済的に修学が困難な人のみしか借りられずハードルが高いです。

利息付きの第2種奨学金なら、
基準が緩やかで多くの人が借りられます。

しかし、出費を抑えられるのは学生時代だけで、
社会に出てから返済義務が生じることはきちんと把握しておきましょう。

アルバイトをする

勉強の合間を縫って、アルバイトで
生活費を稼ぐ大学生はとても多いです。

アルバイトはお金を稼げるだけではなく社会経験にもなり、
就活や社会のマナーを身につけるためにも役立ちます。

ただし、生活のメインがアルバイトになってしまってはいけません。

なるべく割がよく、勉強時間を邪魔しないアルバイトを探しましょう。

生活費の節約努力をする

出費が少なければ、稼ぐ金額も少なく済みます。

まかない付きのアルバイトを探す、スマホや光熱費のプランを見直す、
自炊を頑張るなど、節約ポイントはたくさんありますよ。

大学生の一人暮らしと住民票の移動

大学生の一人暮らしの場合、
必ずしも住民票を移動する必要はありません。

なぜなのか、移動しないとどうなるのかを解説いたします。

大学生の住民票の移動はしなくてもよい

なぜ学生は住民票を移動しなくていいかというと、
住民票はその場所に生活の拠点を写すときだけ移動させるもののため。

大学生の一人暮らしはあくまで大学に通うための
一時的なものと見なされるため、住民票は移動しなくてもいいのです。

住民票を移さない場合のデメリットは?

ただし、住民票を移さないとしても、
デメリットはゼロではありません。

・重要な書類は実家に届く
・運転免許証の更新は実家近くに

重要な書類は実家に届く

住民票が実家のままだと、健康保険証や
年金関係の書類などの重要書類は実家に届きます。

実家に家族が住んでいる場合は転送してもらったり
帰省の時に受け取ったりすればいいので、そこまで大きな問題ではないでしょう。

また、選挙の投票権も実家がある地域のものになります。

期日前投票制度や不在者投票制度を使えば
遠隔地からでも投票できるので、ぜひ利用しましょう。

運転免許証の更新は実家近くに

運転免許の更新や試験は、
住民票のある地域の免許センターや警察署で受けなければなりません。

更新期限が誕生日の前後1ヶ月と決まっているので、
実家が極端に遠方の場合は行くのが難しいこともありますね。

所定の時期に免許の更新にいけない場合は、
期日前更新という手続きを必ず行っておきましょう。

まとめ

一人暮らしをしている大学生は全体の4割ほど。

学費を抑えられる国公立大学なら、
6~7割と一人暮らしをしている学生の方が多いです。

しかし、大学生の一人暮らしは本人の一存で決められることではありません。

家族から仕送りや学費などの援助を受ける場合は、
家族の方針も尊重して一人暮らしをするかどうか決めましょう。

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