ロフトがある物件は一見魅力的ですが、
「一人暮らしに必要?」と気になってしまう人も多いですよね。
そこで今回は、
一人暮らしの部屋のロフトの
メリット・デメリットをご紹介。
おしゃれで便利ですが、
快適に過ごすためには工夫も必要なロフト。
デメリットを減らすコツや、
一人暮らしでのおすすめの活用法についても
解説していきます。
一人暮らしでロフトはいらない?メリット・デメリットは?
まずは、一人暮らしの家にロフトがあることのメ
リット・デメリットを見ていきましょう。
ロフトとは
ロフトとは天井を通常より高くし、
その部分を2層式にした上部スペースのことです。
ちょうど屋根裏部屋のようなイメージですね。
普通の部屋より天井は低いものの、
収納や眠るスペースとして有効活用すれば、
一人暮らしの狭い部屋を広く見せることができます。
ロフトのメリット
ロフトのメリットをまとめると、以下のようになります。
・荷物が多くても部屋がスッキリ
・寝室として使える
・部屋が広くみえる
・レイアウトの自由度が上がる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
荷物が多くても部屋がスッキリ
ロフトがあると部屋の床面積が広がるので、
荷物が多くてもスッキリ見せることができます。
一人暮らし用の間取りは収納が少ないので、
普段はあまり使わないものを置いておくのに便利ですね。
「荷物は多いけど、広い間取りの家賃は払えない」という方におすすめです。
寝室として使える
ロフトは寝室として使うのも人気のスペース。
寝転ぶだけなら天井が低くても気になりません。
プライベートスペースを人目から隠せるので、
来客が多い場合も重宝します。
部屋が広くみえる
ロフトに寝具や普段使わないものを収納すると、
物が減って相対的に部屋が広く見えます。
また、ロフトがある部屋は
天井が高くなっているので開放感があり、
実際より部屋が広く感じるというメリットも。
一人暮らしで狭い間取りでも
ゆったり暮らしたいという方にぴったりです。
レイアウトの自由度が上がる
ロフトがある部屋は、
体感的には1.5倍の広さになったようなイメージです。
そのため、1Rや1Kでも寝る場所と
生活する場所を分けられ、
レイアウトの自由度が上がります。
ロフトがある部屋で一人暮らしをする予定の方は、
どんな使い方をしようかワクワクしますよね。
ロフトのデメリット
実は、ロフトにはこのようなデメリットもあります。
・家賃が高くなる
・夏場は暑い
・掃除しにくく、ほこりが溜まりやすい
・ロフトのはしご(階段)が危険
・天井部分が低く、頭をぶつけたり負傷したりする
一人暮らしでロフトがある物件を借りる前に、
デメリット面もよく知っておきましょう。
家賃が高くなる
ロフトがある部屋は床面積が広いので、
同じ一人暮らし向けでもロフトなしの物件より
家賃が高くなります。
地域や物件にもよりますが、
差額はだいたい1万円ほど。
家賃をできる限り抑えて
一人暮らしをしたいという方にはあまりおすすめしません。
夏場は暑い
暖かい空気は高い場所、
冷たい空気は低い場所にとどまるのは常識ですよね。
ロフトは高い場所にあるので、
夏場は暑い空気が停滞しがち。
また、天井が高いぶんエアコンが効きにくいので、
ロフトを涼しくしようとすると電気代が高くなってしまいます。
掃除しにくく、ほこりが溜まりやすい
ロフトは天井が低いので掃除がしにくいです。
腰を曲げて掃除しなければいけないので、
寝室やくつろぎのスペースとして使いたい場合は
毎日の掃除がストレスになることも。
また、人が動くとほこりが舞い上がってから落ちてくるので、
高い位置にあるロフトにはほこりが溜まりやすいです。
ロフトのはしご(階段)が危険
酔っていたり寝ぼけたりといった状態だと、
ロフトに上がるはしごや階段が危険になることも。
落ち方によっては大怪我に繋がりかねないので、
上り下りには注意が必要です。
注意散漫な自覚がある人は、
ロフトがある部屋は選ばない方がいいかもしれませんね。
天井部分が低く、頭をぶつけたり負傷したりする
ロフトの天井の高さは、1.4mほど。
一般的な身長の大人だと常に中腰の状態になります。
そのため、腰への負担が大きくなったり、
油断すると天井に頭をぶつけたりすることも。
特に高身長の方は使いにくいでしょう。
一人暮らしでのロフトの賢い使い方は?
次に、一人暮らしにおすすめの
ロフトの賢い使い方をご紹介します。
・寝室として使う
・季節外のものやレジャーグッズなどを収納する
・自分だけのプライベート空間
・洗濯物干しスペース
工夫次第で、色々と便利な使い方ができますよ。
寝室として使う
一人暮らしでもそうでなくても、
ロフトを寝室として使うのは定番の活用方法。
寝るだけなら天井の低さは気になりませんし、
ベッドを上げられれば部屋のスペースがかなり広く使えます。
ただし、起き上がったときに寝ぼけて
頭を打たないように気をつけましょう。
季節外のものやレジャーグッズなどを収納する
ロフトは普段使わない季節外のものや、
レジャーグッズの収納に使うのもおすすめ。
中で動き回るのが難しいほど天井が低いロフトは、
ほとんど収納目的で使うことになるでしょう。
あとで取り出しやすいよう、
しまう順番をきちんと考えて置くと便利です。
自分だけのプライベート空間
本棚やコレクションしているグッズを置いて、
ロフトをくつろぎのプライベート空間として使うこともできます。
ロフトの上に置いてあるものは
階段を上がらない限り見えないので、
来客時に見せたくないものをしまうのにも便利です。
洗濯物干しスペース
ロフトに熱気が溜まるのを利用して、
洗濯物干しスペースとして活用する方法も。
天候や防犯上の理由で、
外干ししたくない時に便利です。
ただし風通しは悪いことが多いので、
扇風機やサーキュレーターを使って湿気が滞らないようにしましょう。
一人暮らしでロフトを快適に過ごすには工夫が必要!
最後に、ロフトで快適な一人暮らしをするにあたって
気をつけるべきポイントやコツをご紹介します。
サーキュレーターで空気を循環させる
先にご紹介した通り、
ロフトは暖かい空気が溜まりやすく、
風通しも悪いことが多いです。
そんなロフトで快適に過ごすためには、
サーキュレーターが活躍します。
部屋の床に上向きのサーキュレーターを置いて
空気を流すようにすると、
部屋全体の温度や湿度が均一になりやすいですよ。
ハンディタイプの掃除道具を活用する
ロフトに大きくて重い掃除機を持ち込んで
掃除するのは大変です。
そんなロフトの掃除には
ハンディワイパーやスティック型掃除機など
小型の掃除道具が活躍します。
ほこりが溜まりやすい場所でもあるので、
こまめにしっかり掃除をしましょう。
ロフトで寝るなら布団乾燥機を
ロフトで寝るなら、布団乾燥機は必須アイテムです。
繰り返しになりますが、
ロフトは風通しが悪く湿気が溜まりやすい場所。
さらに、布団をロフトから下ろして干すのは大変なので、
布団干しの頻度も低くなりがちです。
布団乾燥機で定期的に湿気をとって、
寝具がカビないように気をつけましょう。
アンダーロフトならベッド代わりも
アンダーロフトとは、部屋を上下2層に分けた
下側がロフト状になっているスペースのこと。
隠れ家のようで落ち着くスペースなので、
一人暮らしの寝室としてぴったりです。
寝室スペースとして使う前提で、
ベッドや布団がジャストサイズで入るようになっているアンダーロフトもありますよ。
インテリア雑貨でプライベート空間にアレンジも
ロフトをただ寝室や収納スペースに
使うだけなのは味気ないという方は、
インテリア雑貨でアレンジを加えるのがおすすめ。
特に、間接照明を使うと一気にムードが出て
くつろげるプライベート空間になりますよ。
狭い空間だからこそ、
思いきり自分好みにアレンジして一人暮らしを楽しみましょう。
まとめ
ロフトのメリットは、部屋を広く使えたり
自分のプライベート空間を持てたりすること。
ただし、熱気や湿気がこもりやすく、
空気の循環には工夫が必要です。
また、ロフトがあると家賃も1万円ほど高くなりますので、
1万円分のメリットがあるかどうかを考えて部屋を借りるようにしましょう。
ロフトを上手に活用して、
便利でおしゃれな一人暮らしのお部屋を作ってみてくださいね。
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