一人暮らししたいけどお金が無い時の対処法は?

「お金がないから、一人暮らしはできない…」と諦めてしまっていませんか?

お金のない一人暮らしは確かに厳しいですが、そこは節約次第。

節約できるポイントを知っていれば、
お金がない中でも一人暮らしをすることは可能です。

ここでは、一人暮らしの節約ポイントや、
一人暮らしの初期費用を抑える方法を解説していきます。

お金がなくても一人暮らししたい!

「お金がない」といっても人によって線引きは異なりますが、
貯金や今後の収入の目処が立っていれば一人暮らしは可能です。

もちろん贅沢な暮らしはできませんが、
コツコツ努力をすれば節約できる部分は多いものです。

貯金なしから始める一人暮らしの節約術

いまお金がない・引っ越し代金で貯金を使い果たしてしまうという方は、
一人暮らしをしながら少しずつお金を貯めなければいけません。

生活費の中で、節約をしやすいポイントは以下の3点。

・光熱費を節約する
・通信費を節約する
・食費を節約する

家賃は固定ですし、お金がなければ遊びに行く余裕はないでしょうから
一人暮らしで節約するとすればこのうちのどれかです。

この光熱費・通信費・食費の3点を節約する方法を具体的に解説していきます。

光熱費を節約する

まずは、ガス・水道・電気代といった光熱費の節約方法からご紹介します。

シャワーヘッドを節水タイプにする

節水シャワーヘッドとは、
出てくる水の量を減らせるシャワーヘッドのことです。

節水効果は30~50%ほどと、
かなり大幅な節約になります。

説明欄にどのくらい節水効果があるか
記載してある商品が多いので、その数字を参考にしましょう。

ただし、水の量が少なくなっても、
シャワーを浴びている時間が長くなってしまうと逆効果。

シャワーはなるべく短時間で済ませ、
髪や顔を洗っている間などはこまめに水を止めるようにしましょう。

エアコンの設定温度を1~2℃上げる

お金がないとしても、夏場はエアコンを
使わないと体調を崩してしまいます。

医療費がかかってしまっては元も子もないため、
体温調節に関しては無理をしないようにしましょう。

一人暮らしで無理なく節約するには、
エアコンの設定温度を1~2℃上げるのがおすすめ。

扇風機やサーキュレーターを一緒に使うと
部屋の空気がムラなく冷えて、エアコンの無駄な稼働を減らすことができます。

使ってない電化製品はコンセントを抜く

古典的な方法ですが、
使っていない電化製品のコンセントはこまめに抜きましょう。

なぜなら、コンセントが刺さっている電化製品は、
スイッチを入れた時すぐに稼働できるように常に待機電力を使っているためです。

コンセントをこまめに抜くと、
月々約800円の節約ができたという検証結果もありますよ。

通信費を節約する

次に、通信費の節約についてご紹介します。

格安SIMに乗り換えする

携帯電話料金は月額で
大手キャリアは7,000~8,000円、
格安SIMなら2,000~3,000円
と差があります。

大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、
月々5,000円ほどの節約になります。

ただし、格安SIMは電波が届きにくい場所があったり、
通信速度が遅かったりする場合もあるため注意。

料金だけではなく、口コミなどもチェックして最適な会社を選びましょう。

必要なければ固定電話は解除

近年、一人暮らしでもそうでなくても、
固定電話をほとんど使わない人は増えました。

固定電話は加入するために3万円と
月々1,700円の基本料がかかります。

自宅で仕事をしているなど、
どうしても必要という場合以外は解約してしまって構わないでしょう。

食費を節約する

最後に、食費の節約に関するポイントです。

日持ちする料理を食べられる分作る

一人暮らしでお金を節約するためには自炊が一番ですが、
自炊の中でも作り置きがおすすめ。

煮物や和え物、茹で野菜、味付けした肉や魚などを
一気に作って冷蔵庫に保存しておきましょう。

一回ずつ調理をしないので、ガス代や電気代の節約にもなります。

 
ここでのポイントは、あくまでも食べきれる分だけを作ること。

張り切ってたくさん作っても、
食べきる前に傷んでしまうと捨てなければならず、
食費が無駄になってしまいます。

安くて栄養のある食品を多用する

安くて栄養とボリュームがある、
節約におすすめの食材には以下のようなものがあります。

・鶏胸肉
・もやし
・納豆
・豆腐
・卵
・魚のアラ
・ツナ缶
・冷凍うどん

このような食材を多用して、
安くてもしっかり栄養の取れる食事を作りましょう。

野菜やフルーツが高くて買えないときは、
外国産の冷凍ものなら安く手に入ることがありますよ。

食料品を扱う所でバイトしていたら廃棄をもらう

スーパー・コンビニ・飲食店などの
食料品を扱うところでバイトをしているなら、
廃棄をもらうのも一つの方法。

ただし、衛生面や店の契約の関係などで、
廃棄食品に関するルールが厳しく定められているお店も。

チェーン店などに多いですが、こういったお店で無理を押し通したり、
無断で廃棄を持って帰ったりしてはいけません。

必ずオーナーや上司に確認し、
許可された場合だけありがたくいただきましょう。

賄いがあるバイトを選ぶ

賄いがあるバイトなら、毎日の食事をおいしく格安で済ませられます。

シフトに多く入るほどお金を稼げて、
その上食費も浮くのが賄いの良いところ。

従業員割引が効く場合・無料の場合など、
賄いの扱いはお店によって様々です。

貯金なしで一人暮らしを始めるほどお金がないなら、
賄い無料のバイト先を見つけられるといいですね。

飲みものは自分で作る

ペットボトルや缶飲料など、
飲み物代は気付かないうちに嵩んでしまいがちです。

1日100円だったとしても、
30日間買い続けると3,000円の出費に。

3,000円あれば食費1週間分くらいにはなるので、
飲み物は極力外で買わず自分で作るようにしましょう。

出かけるときは、マイボトルにお茶や水を入れて持参するのがおすすめです。

近所のスーパーやドラッグストアのチラシをチェックする

食費・日用品の節約のためには、
近所のスーパー・ドラッグストアのチラシをチェックしてみてください。

特売品は特定の日に買えば普段の3~5割引で
手に入れられることもあります。

スマホやパソコンでチラシを見られる店舗も増えているので、
ぜひチェックを日課にしてみてください。

一人暮らしでお金がないときに知っておきたいちょっとした稼ぎ方

本業以外でちょっとしたお金の稼ぎ方を知っていると、
急な出費などにも対応できます。

休みの日にもできる副業で、少しでも生活に余裕を持たせましょう。

不用品をオークションやフリマサイトで売る

金欠の時には、家の不用品をオークションやフリマサイトで売るのがおすすめ。

服・家具・電化製品・本などポピュラーなものから、
一見誰が欲しがるのかわからないようなものまで多数出品されています。

部屋が片付く上に臨時収入まで入ってくるので、
お金がない一人暮らしの方におすすめです。

クラウドソーシングを使う

クラウドソーシングサービスを利用すれば、
手軽にできる副業がたくさん見つかります。

初心者には、アンケート回答など数分でできるものや、
ライティング・データ入力などコツコツ稼げるものがおすすめ。

プログラミングやデザインなど専門知識があれば、
在宅作業で高収入を狙えることもあります。

 
いま定職がないのであれば、
クラウドソーシングがフリーで活躍するための第一歩になるかもしれませんよ。

お金がなくても安心!一人暮らしの物件探しのポイント

最後に、お金がないけど一人暮らしを始めるという方向けに、
物件探しや入居費用を安く済ませるポイントをご紹介します。

家賃は交渉する

あまり人気がない物件だと、家賃交渉に応じてくれることがあります。

月々の値下げは無理でも、
入居月の日割り家賃や仲介手数料を割り引いてくれることも。

住みたい物件に予算が届かない場合、
ぜひ不動産屋さんに交渉してみてください。

 
むやみに値引いてもらおうとするのではなく、
「ここまで下げてくれたら契約する」としっかり基準を決めておくのが大切です。

敷金や礼金を抑える

一人暮らし向け物件の中には、
通常家賃2~4ヶ月分ほどかかる敷金・礼金が不要な「ゼロゼロ物件」もあります。

人気のある物件では基本的に行わないので、
ゼロゼロ物件はなかなか借り手がつかない不人気物件のことがほとんど。

 
しかし、お金がない中で一人暮らしをする以上、
どこかで妥協しなくてはいけません。

数万円~数十万円を浮かせることができるゼロゼロ物件は、
とても魅力的な条件ですね。

不動産屋はチャット対応している所もある

内見に行くかどうか迷うような物件の場合、
チャット対応をしてくれる不動産屋さんが便利です。

なぜなら、決める可能性が薄い物件にわざわざ出向いても、
交通費が無駄になる可能性が大きいため。

 
また、不動産屋さんに条件だけ伝えて
いい部屋を探してもらいたいような場合も、
直接来店せずチャット相談の方が効率的です。

引っ越し費用も節約できる

物件の初期費用だけではなく、
引っ越し費用も節約することが可能です。

引っ越し費用を節約するポイントは、

・荷物を少なくする
・複数の業者に見積依頼する
・安い時期に引っ越す

の3つ。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

荷物を少なくする

荷物が少なければ少ないほど、
引っ越し業者の料金は安くなります。

また、少量の荷物なら自分でレンタカーを借りて運んだり、
宅急便で送ったりする方が安い場合も。

引っ越し荷物は最低限にして、
新居で物を揃えていくのがおすすめです。

複数の業者に見積依頼する

引っ越し業者に見積もりを依頼するときは、
必ず複数業者に頼みましょう。

業者によって見積もり金額にばらつきがあるため、
相場感を知っておくのが大切です。

 
また、違う業者にも頼んでいることを匂わせると、
契約を取り付けるために値引きを頑張ってくれることもありますよ。

安い時期に引っ越す

引っ越し料金は時期によって変動しています。

大まかに言うと、引っ越す人が多い繁忙期は
料金が高くて値引きもきかず、逆に閑散期は料金が安いです。

 
おすすめの引っ越し時期は6~8月です。

この時期は引っ越し料金が安いだけではなく、
家賃の値引き交渉も通りやすくなっています。

まとめ

お金がない人も、工夫次第で一人暮らしは可能です。

食費・光熱費・通信費など切り詰められるところは切り詰め、
少ない収入でもなるべく豊かに暮らせるよう頑張りましょう。

 
不動産や引っ越し業界の仕組みを知り、
なるべく初期費用を抑えられると、
お金がなくても一人暮らしをスタートさせやすいでしょう。

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