一人暮らしには布団とベッドどっちがおすすめ?メリットとデメリットを解説!

こんにちは、寒くてベッドから起きられないルミ子です。

 
一人暮らしの寝具選びで、
布団とベッドどちらにするか迷っていませんか?

 
今回は、布団・ベッドそれぞれのメリットとデメリットを紹介し
一人暮らしにはどちらがおすすめかを解説いたします。

 
ライフスタイルや体質に応じて自分に合った方を選びましょう。

また、布団・ベッドそれぞれのデメリット解消アイテムもご紹介します。

目次

一人暮らしには布団とベッドどっちがおすすめ?

一人暮らしを始めるとき、
悩んでしまうのが「布団かベッドか」問題。

実は、どちらもメリット・デメリットがあり、
一概にどちらが良いとは言い切れないのです。

布団とベッドの違いを知って、
自分の生活スタイルにはどちらが良いのかを考えていきましょう。

一人暮らしで布団とベッドを選ぶポイント

結論からお伝えすると、
一人暮らしで布団を選んだ方が良いのはこんな人です。

・布団の移動が苦にならない人
・部屋を広く使いたい人
・しっかりした寝心地が好きな人
・寝る場所をしょっちゅう変える人

そして、ベッドを選んだ方がいいのはこんな人。

・部屋の湿度が高い人
・部屋が広めの人
・ハウスダストが心配な人
・足腰に自信がない人

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

一人暮らしで布団を選んだほうがいい人

まずは、布団を選んだ方がいい人の特徴からご紹介します。

布団の移動が苦にならない人

布団とベッドの最大の違いは、畳んで移動できること。

そのため、敷きっぱなしの万年床にしてしまうような人には、布団はおすすめできません。

 
なぜなら、布団は敷きっぱなしにすると湿気が溜まりやすいから。

毎日畳んで動かし、週1~2回は布団干しをして
湿気を抜ける人は布団を選ぶといいでしょう。

部屋を広く使いたい人

布団は畳んでしまえるので、部屋を広く使いたい人に適しています。

一人暮らしに多い6畳程度の部屋だと、
ベッドを置くとそれだけで1/4程度はスペースが埋まってしまいます。

その点、布団は畳めば半分以下の面積になり、
さらに押入れなどにしまえるので、狭い部屋を広く活用できるのです。

しっかりした寝心地が好きな人

しっかりした寝心地が好きな方にも、布団がおすすめ。

敷き布団の下はすぐに床なので
頑丈に支えられている感じを実感できます。

実家でずっと布団で寝ていたという人は、
一人暮らしで急にベッドに変えるとフワフワして落ち着かないかもしれません。

寝る場所をしょっちゅう変える人

基本的に、ベッドは一度置いたら場所を変えられません。

そのため、寝る場所をしょっちゅう変える人はベッドだと不自由かもしれません。

例えば、
・仕事や課題が立て込んでいるときはデスクのそばで寝たい
・寝付けないとき、場所を変えるとすぐ眠れることがある
・頻繁に模様替えをしたい
など。

こんな生活スタイルの人は、
布団を選ぶのがおすすめです。

一人暮らしでベッドを選んだ方がいい人

次に、ベッドを選んだ方がいい人の特徴を解説します。

部屋の湿度が高い人

布団は湿気が溜まりやすく、カビやすいのがデメリットです。

週1~2回ほど干せればいいですが、
雨が続いたり仕事があったりでできない人も多いでしょう。

そのため、もともと風通しが悪く湿度の高い部屋に住んでいる人は、
布団をカビさせてしまうことも。

また、浴室と寝室が近いのも、部屋の湿度が高くなる原因です。

こんな方は、床と寝具に距離があって
湿気が溜まりにくいベッドを選んだ方がいいでしょう。

部屋が広めの人

広めの部屋で一人暮らしをしている方は、
ベッドを置いてもスペースを圧迫しません。

1LDK以上の間取りで寝室と生活スペースを分けられる方は、
ベッドがよりメリットが多いでしょう。

ハウスダストが心配な人

布団は敷き布団に綿が詰まっているので埃っぽくなりやすいです。

その点、マットレスは内部がコイルなので、
綿の量が少なくてハウスダストが発生しにくいというメリットがあります。

また、床から距離がある分、
床に落ちた埃を吸い込みにくいのもベッドの特徴。

アレルギー体質の方など、
ハウスダストに気をつけたい方はベッドを選ぶのがおすすめです。

足腰に自信がない人

ベッドのマットレスは、内部にコイルが入っているため弾力があり、起き上がるのが楽です。

また、布団は寝心地が硬く、腰痛持ちの方は
症状が悪化してしまうことも。

そのため、足腰に自信がない人はベッドを選ぶといいでしょう。

一人暮らしにおける布団のメリットとデメリット

それでは、具体的に一人暮らしで生活する上での
布団のメリットとデメリットを見ていきましょう。

布団のメリット

布団のメリットは、以下の通り。

・簡単に干せる上洗濯もしやすい
・ベッドに比べると安価で済む
・省スペースで収納もしやすい
・引っ越し時でも困らない
・模様替えや気分で気楽に移動できる

簡単に干せる上洗濯もしやすい

ベッドのマットレスは、なかなか日に当てて干すのは難しいです。

その点、布団は持ち運びができ、日常的に外で干すことができます。

 
また、自宅やコインランドリー・クリーニング店などで洗濯も可能。

ベッドよりも清潔に保てるのが、布団の第一のメリットです。

ベッドに比べると安価で済む

価格がベッドに比べて安価なのも、布団のメリット。

一人暮らし用のシングル布団なら、
セットで5,000円前後から購入できます。

一方ベッドはベッドフレーム・マットレス・掛け布団などを別々に購入しなければならず、
最低でも2~3万円はかかります。

一人暮らしの家具代を節約したい方は、布団がおすすめです。

省スペースで収納もしやすい

布団は、もともとベッドより面積が少なく省スペース。

さらに畳んで押入れなどに収納できるため、
部屋を広く使うことができます。

6畳以下の狭い部屋で一人暮らしをする方は布団を選んだ方がいいでしょう。

引っ越し時でも困らない

ベッドは、入居時・退去時にフレームを分解して運び入れなければいけません。

その点、布団は畳んでそのまま持ち運べるので、
引っ越しの時に便利です。

頻繁に引っ越しをする転勤族の方は、
布団を選ぶのがおすすめです。

模様替えや気分で気楽に移動できる

敷く場所次第でどこでも寝られるのも布団のポイントです。

ベッドは移動が大変なので模様替えがしにくいですが、布団なら楽々。

また、気分やその日の都合で寝る場所を変えたい時にも、布団の方が便利です。

布団のデメリット

布団のデメリットは、以下の通りです。

・床のハウスダストを吸いやすい
・フローリングだとカビが発生しやすい
・収納する場合に手間がかかりスペースが必要
・床の固さと寒さの影響を受けやすい

床のハウスダストを吸いやすい

床に直接敷いて寝るため、布団は床との距離が近いです。

そのため、床に埃が溜まっていると、
寝ている間にハウスダストを吸い込んでしまいます。

ハウスダストに弱いアレルギー体質の方は、
布団で寝るのはおすすめできません。

フローリングだとカビが発生しやすい

布団はもともと通気性のいい畳の部屋で寝るための寝具です。

そのため、洋室のフローリングと布団はあまり相性がよくありません。

なぜなら、フローリングと布団の間には湿気が溜まりやすく、
カビが発生してしまうことがあるから。

フローリングではなくても、風通しや日当たりが悪い部屋は要注意です。

収納する場合に手間がかかりスペースが必要

布団は朝晩に上げ下ろしの手間がかかります。

仕事から疲れて帰ってきた時や、
朝急いで家を出るときは、すぐに寝起きできるベッドの方がありがたいことも。

 
また、日中布団を収納しておく場合は、
ある程度広い収納スペースが必要です。

布団を入れるスペースは開けておく必要があり、
他の物はしまえないので、
収納に工夫する必要が出てくるかもしれません。

床の固さと寒さの影響を受けやすい

布団は床に直接敷くものなので、
床の固さと寒さの影響を受けやすいというデメリットもあります。

特にフローリングだと、固さ・寒さを感じやすいです。

 
また、布団が新しいうちは平気でも、
敷き布団は毎日寝るうちに体重で沈んで薄くなってきます。

そうなると、余計に固さ・寒さが気になってくるでしょう。

一人暮らしにおけるベッドのメリットとデメリット

次に、一人暮らしで生活する上での
ベッドのメリット・デメリットについて解説します。

ベッドのメリット

ベッドのメリットは、以下の通りです。

・ベッド下を収納に使える
・床のハウスダストを吸いにくい
・布団に比べ足腰に負担が少ない
・通気性が高い

ベッド下を収納に使える

ベッドはフレームと床の間が空いているため、
この部分に衣装ケースや引き出しを入れることで
収納スペースとして有効活用できるのがメリットです。

ベッドは大きい家具なぶん下のスペースも広いので、
見せない収納派の方にはかなり役立つでしょう。

床のハウスダストを吸いにくい

ベッドは床からの距離が空いているため、
床に積もった埃を吸い込みにくいです。

そのため、アレルギー体質の方はベッドを選ぶのがおすすめ。

忙しくてなかなか床掃除が行き届かないという人も、
ベッドの方がいいでしょう。

布団に比べ足腰に負担が少ない

布団は寝心地が固く、スプリングも入っていないため、
寝起きする時に足腰に負担がかかります。

特に腰痛持ちの方は、布団で寝続けていると
痛みが悪化してしまうケースも。

また、布団の上げ下ろしも足腰に負担がかかる動作なので、
足腰が弱い方はベッドを選んだ方がいいです。

通気性が高い

ベッドは床とフレームの間にスペースがあり、
マットレスにも綿が詰まっていないため通気性が良いのが特徴。

そのため、カビが生える心配が少なく、
湿気が多い時期でも安心です。

ベッドのデメリット

ベッドのデメリットは、以下の通りです。

・掃除が不便
・どうしてもスペースをとってしまう
・処分の手間や移動が大変
・マットレスの替えがきかない物が多い
・布団に比べコストがかかる
・体重によっては壊れる

掃除が不便

ベッドの下のスペースには、どうしても埃が溜まりがち。

気軽にどかすことができないので、
掃除が行き届かないというデメリットがあります。

いつも部屋中清潔にしておきたい人には、ベッドは向いていません。

どうしてもスペースをとってしまう

シングルサイズでもベッドはかなり大きな家具です。

高さもあるので、面積以上の圧迫感もあります。

どうしても布団よりスペースを取ってしまうのは、
ベッドのデメリットと言えるでしょう。

処分の手間や移動が大変

処分や移動をするときには、ベッドのフレームを分解しなければいけません。

マットレスも布団より厚みがあり折りたためないため、移動が大変です。

処分・移動が大変なのもベッドのデメリットの1つです。

マットレスの替えがきかない物が多い

ベッドフレームはサイズや高さが商品によってまちまちです。

そのため、マットレスを買い換えようと思っても、
他社製ではサイズが合わないことがしばしば。

同じ商品が廃盤になっていると、
フレームごと買い換えなければいけないこともあります。

布団に比べコストがかかる

布団の項目でも触れましたが、ベッドを購入するコストは最低でも2~3万円ほど。

5,000円前後で買える布団に比べて、コストは多くかかります。

体重によっては壊れる

あまり頑丈なベッドでないと、体重によっては壊れてしまうことも。

購入するときには、耐荷重をしっかり確かめましょう。

一人暮らしに取り入れたい布団とベッドのデメリット解消グッズ

最後に、布団とベッドそれぞれのデメリットを解消し、
一人暮らしをより快適に送ることのできるグッズをご紹介します。

布団のカビよけには

布団のデメリットであるカビやすさは、こんなアイテムで解消できます。

・ゴザ
・除湿シート
・すのこ

ゴザや除湿シートを敷く

フローリングに布団を敷く時は、
ゴザや除湿シートを一枚敷いてから布団を置きましょう。

こうすることで、床と布団の間の通気性がよくなり、
湿気が溜まりにくくなります。

特に梅雨や夏場の湿気が多い時期に試したいテクニックです。

すのこで通気性を上げる

布団を敷く場所の下にすのこを敷いておくのも一つの方法。

気軽に寝る場所を変えられるというメリットは無くなりますが、
通気性がよく快適に寝られます。

薄い敷き布団だとすのこの段差が気になることもあるので、
ある程度厚みのある布団がおすすめです。

ベッドの省スペースには折りたたみタイプを

ベッドのデメリットは大きくてスペースを取るということ。

そんなデメリットの解消には、折りたたみベッドが役立ちます。

二つ折りにして立てておけるので、布団よりも省スペースが叶います。

ベッドの大きさをネックに感じている方は、
折りたたみタイプのベッドを選ぶといいですね。

まとめ

布団とベッドはともにメリット・デメリットがあり、
一人暮らしにはどちらが良いとも言い切れません。

ライフスタイルや体質、寝心地の好みに合わせて、
自分に合っている方を選びましょう。

気になるデメリット面は、対策アイテムを使うことで解消できる場合もあります。

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