こんにちは、ルミ子です。
春。引っ越しシーズンが近づいてきましたね。
一人暮らしで部屋探しの基準になるのは、やはり「家賃」。
家賃を抑えて一人暮らしの部屋を探すなら、
大阪市内や周辺エリアで家賃の安いエリアを知るのが大切です。
今回は、大阪市内・大阪周辺エリアで
家賃の安いおすすめエリアをまとめました。
家賃が安くても利便性が高いエリアや
治安がいいエリアを6つピックアップし、
それぞれの魅力と共にご紹介します。
大阪の一人暮らし用物件の家賃相場は?
まずは、大阪全体の一人暮らし用物件の
家賃相場を見ていきましょう。
大阪の家賃相場はエリアによってばらつきが大きいので、
あくまでも全体の平均値であると思っておいてください。
家賃相場の平均は5万~7万円
大阪の一人暮らし用物件の家賃相場は、「5~7万円」ほど。
間取りごとの大阪の家賃相場は、以下の通りです。
・ワンルーム:5~7万円
・1K・1DK:6.5~8万円
・1LDK・2K・2DK:8~11万円
ただし、これらはあくまで全体的な家賃相場。
治安のいいエリアの物件や、
セキュリティにこだわった築浅物件になると、
プラス5千円~1万円くらいは
見ておいたほうがいいかもしれません。
「都心9区」外ならお得な掘り出し物件も
大阪の都心9区とは、以下の9つのエリアのこと。
・北区
・中央区
・西区
・天王寺区
・浪速区
・福島区
・都島区
・淀川区
・阿倍野区
これらの9区は、梅田・難波・心斎橋・天王寺といった繁華街を内包していたり、
それらの街へのアクセスが良かったりするため、家賃相場が高めです。
もちろん都心9区でも安い賃貸物件はありますが、
治安が良くない、築古・間取りが狭い・セキュリティに不安があるなど、
どこかで我慢しなければいけないことが多いです。
しかし、これらの9区を除けば大阪の平均家賃はぐっと安くなります。
都心9区以外なら、5万円以下でも十分住みやすい
掘り出し物件を見つけることができますよ。
大阪での一人暮らしで家賃以外にかかる費用
それでは、大阪で一人暮らしをする場合の
初期費用や生活費を見ていきましょう。
一人暮らしの家賃は、
手取り収入の1/3を目安に
決めると良いと言われています。
初期費用は家賃の5~6ヵ月分が目安
一人暮らしを始めるのに必要な初期費用は、
「家賃5ヶ月分」と言われています。
仮に家賃6万円の賃貸物件を借りた場合、
初期費用として30万円必要なことになりますね。
その内訳は、以下の通り。
・前家賃:家賃1ヶ月分
・敷金:家賃1ヶ月分
・礼金:家賃1ヶ月分
・仲介手数料:家賃半月~1ヶ月分
・鍵交換費用:1~1.5万円
・火災保険料:数千円~数万円
この他に、家具家電購入費や、
一人暮らしをスタートさせるのに必要な日用品費などもかかります。
最低限必要な家具家電や日用品費の合計は、
だいたい25万円前後と言われています。
また、荷物の運搬を引越し業者に依頼する場合は、
引越し代も別途必要です。
最初の1ヶ月の生活費も
初月の家賃は賃貸契約の際に前家賃として支払うので、
ここではその他の生活費について見ていきましょう。
一人暮らしの、平均的な1ヶ月生活費は以下の通りです。
・食費:39,000円
・日用品費:3,000円
・水道光熱費:10,000円
・娯楽交際費:25,000円
・通信費:6,000円
・被服・趣味費など:15,000円
計:98,000円
あくまでこちらは平均値なので、
外食派か自炊派かという食事スタイルや、
趣味やこだわりによって生活費は上下します。
しかし、どんな人もだいたい毎月の生活費には
最低10万円かかると思っておけば間違い無いでしょう。
時期によって変わる引っ越し費用
引越し費用は、時期によって料金が異なります。
新生活が始まる前のシーズンである2~4月には、
どこの業者でも料金がピークになり、割引はほとんど効きません。
逆に閑散期となる8月・11月・12月は料金が安く、
一人暮らし向けプランだとピーク時とは1~3万円ほど差が出ます。
少しでも一人暮らしの費用を節約したい方は、
引越し時期は閑散期を選ぶと良いでしょう。
費用を抑えるコツ
一人暮らしの費用を抑えるコツは、
入居日を調節すること。
入居日が月半ばだと、
契約時に初月の日割り家賃と
次月の家賃全額を支払わなければならず、
初期費用が膨らんでしまいます。
また、現在も賃貸物件に住んでいる場合、
今の物件の退去日と新しい物件の入居日まで日数が重なってしまうと、
家賃を二重払いしなければいけません。
入居日については貸主側の都合もあるため、
完全に希望が通るとは限りませんが、
初月家賃や二重払いをなるべく抑えられる日を設定しましょう。
大阪市内の一人暮らしで家賃が安いエリア3選
それでは、大阪市内で一人暮らしにおすすめの、
家賃が安いエリアをご紹介していきます。
1位:東淀川区
東淀川区は大阪の中心地とは淀川を隔てたところにあるエリア。
実は、東淀川区は大阪全体の中で
抜群に家賃相場が安いというわけではありません。
家賃の安さランキングでは6~7位で、
下でご紹介する住吉区や平野区の方が家賃相場は安いです。
また、治安の面でも大阪市内では中間くらいで、
すごく優れているというわけではありません。
しかし、東淀川区は梅田や難波までの
アクセスが抜群に良いのがポイント。
区内を横断するように阪急線が走っているので、
区内の多くの駅から梅田・難波まで乗り換えなしでアクセスできます。
また、新大阪駅も近いので、
大阪府外へのアクセスが良いのも東淀川区の魅力です。
2位:住吉区
住吉区は大阪市内で2番目に家賃が安い区。
ワンルームなら3.9万円、
1K/1DKなら4.2万円が平均家賃となっています。
場所は阿倍野区の南側で、
梅田周辺よりも天王寺や天下茶屋によく行く方におすすめです。
住吉区内の駅から天王寺駅までは、
だいたい20分前後で到着できます。
住吉区の治安は、大阪24区全体で第2位。
高級住宅地の「帝塚山」があるので、
パトロールが行き届いているのがその理由です。
治安の良さと家賃の安さを優先して
一人暮らしの部屋を選びたい方に、
おすすめのエリアとなっています。
3位:平野区
平野区は天王寺や阿倍野の南東にあるエリア。
大阪市内ではもっとも家賃相場が安い区で、
ワンルームなら3万円台の物件も多いです。
大阪の中心地からは少し離れていて、
平野駅を通っているのは大和路線1路線のみなので、
アクセスはやや不便。
しかし、天王寺までは2駅5分、
大阪梅田までは30分ほどで行くことができます。
犯罪発生件数が少なくて治安は良く、
一人暮らしに必要なスーパーやドラッグストアも充実。
利便性は少し我慢しても、
家賃の安さを取りたい方におすすめです。
大阪市内以外の一人暮らし向け|家賃が安いエリア
大阪市の外に出れば、家賃はぐっと抑えられます。
大阪市外でも市内と同じくらい便利なエリアも多いので、
家賃を節約したい方は大阪市外での一人暮らしを検討してみましょう。
1位:箕面市
箕面市は大阪市から豊中市を挟んで北側に位置しています。
市内の北部には山林が多く残り、
自然豊かなのが箕面市の魅力。
少し足を伸ばせば、
日本の滝100選に選ばれた「箕面大滝」や、
紅葉の名所として知られる「勝尾寺」などの景勝地もあります。
大阪の中心地までのアクセスは、
梅田まで約35分、難波まで約45分です。
家賃相場は市内の住吉区と同程度で、
ワンルームなら3.9万円、1K/1DKなら4.2万円ほど。
飛び抜けて家賃が安いというわけではありませんが、
同じ家賃でも広々とした部屋が借りられて快適に一人暮らしができますよ。
2位:池田市
池田市は大阪市から見て北西側にある市です。
池田市は大阪大学の豊中キャンパスに近く、
たくさんの大学生が一人暮らしをしているエリア。
平均家賃はそこまで安くありませんが、
阪大近くの学生向け物件は家賃3万円以下ということも多いです。
また、学生街なので物価が安く、
リーズナブルな飲食店が多いのも魅力。
阪急宝塚線が通っているので、
梅田まで15分でアクセスできて利便性も高いエリアです。
3位:摂津市
摂津市は大阪の北東側にある市です。
東淀川区と接していて大阪市内との距離が物理的に近いので、
梅田駅まで約30分、難波駅まで約45分でアクセス可能。
また、大阪モノレールや近畿自動車道が通っているので、
伊丹空港や万博記念公園へのアクセスも抜群です。
大阪のベッドタウンとしての開発が進んでいるので、
街並みが新しくて綺麗なのが摂津市の魅力。
大阪に出勤するファミリー層や単身者が多く暮らしていて、
築浅物件が多く住みやすいエリアです。
築浅物件やファミリー向け物件が多いので
平均家賃はそこまで安くありませんが、
探せば3万円台の一人暮らし向け物件も数多くありますよ。
大阪で一人暮らしすると家賃補助がもらえる?
自治体によっては、条件に合致する人に
家賃補助が出る場合があります。
大阪では一人暮らしで受けられる
家賃補助があるのかどうかを見ていきましょう。
大阪で受けられる家賃補助
大阪市では、UR賃貸住宅で
「子育て割」という家賃補助制度を実施しています。
UR賃貸住宅の「子育て割」の内容は、以下の通り。
・毎月の家賃を20%減額(上限2万5,000円)
・最大9年間(新婚期間+子育て期間)サポート
一人暮らし向けの家賃補助ではありませんが、
今は一人暮らしでも将来的に結婚や子育てを
考えている方は覚えておきたい制度です。
また、こちらは大阪だけではなく全国共通ですが、
「特定優良賃貸住宅」という公的賃貸住宅制度を利用すれば、
自治体の補助により家賃負担を減らして優良住宅を借りられます。
一人暮らしでも家賃補助は受けられる?
残念ながら、大阪で公的に行われている
一人暮らし向けの家賃補助はありません。
特定優良賃貸住宅も、
高齢者以外は2人世帯以上に適用される制度なので、
若い世代の一人暮らしでは利用することができないのです。
大阪での一人暮らしで家賃補助を受けるには、
公的な制度ではなく会社ごとの家賃補助制度を利用することになります。
大阪で一人探しの物件探しと同時に仕事探しも行う場合は、
家賃補助制度のある仕事を探してみると良いでしょう。
まとめ
大阪の一人暮らし用物件の家賃相場や、
大阪で家賃が安いエリアを解説いたしました。
大阪市内で家賃を抑えて一人暮らしをするなら、
利便性や治安の良さに多少の我慢が必要です。
治安の良さや部屋の広さを重視したい場合は、
大阪市外のエリアで部屋探しをするのもおすすめですよ。
今回ご紹介したエリアを参考に、
自分にぴったりの一人暮らしの部屋を探してみてください。
追伸:より安く引っ越しをするには?
引っ越しの料金面において
侮れないのが初期費用。
記事の途中でも、
初期費用は「家賃の5ヶ月分」かかる
と紹介しました。
ここでは、初期費用を1月分安くする裏技をお伝えします。
それは、賃貸サービスROOMEを使って物件の契約すること。
一部対応していない物件もありますが、
多くの物件が仲介手数料ゼロ円で契約することができます。
通常通り、駅前の賃貸サービスで物件の契約をすると
仲介手数料が家賃の半月~1月分かかります。
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駅前に事務所を構えず、基本的にはオンライン(LINE)を使って
やりとりをするため、仲介手数料をとる必要がないそう。
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