こんにちは、四季が変わる度、「日本っていいな」と思い直すルミ子です。
賃貸物件の家賃は、時期によって変動するのをご存知ですか?
家賃が安い時期に契約をすれば、
その後は毎月の家賃が安くなるので、
長い目で見るととてもお得です。
今回は、賃貸物件の家賃が安い時期についてご紹介。
ただし、家賃が安い時期のお部屋探しにはデメリットもあるので、
時期による違いを知っておきましょう。
賃貸物件には安い時期と高い時期がある!
賃貸物件の家賃は、実は時期によって変動します。
安い時期に契約すれば、
その後住み続けるにあたって毎月の家賃が軽減されるので、
とてもお得に暮らせますね。
まずは、賃貸の家賃に高い時期・安い時期がある理由と、
具体的にいつが安い時期なのかを知っていきましょう。
家賃が変動するのはなぜ?
賃貸物件の家賃が変動するのは、
需要の供給の関係のためです。
引越し希望者が多く、
たくさんの借り手候補がいる時期は、
家賃を値下げしなくてもすぐに借り手が見つかります。
反面、借り手自体が少ない時期には、
空室期間を短くするため、
毎月の家賃を下げてでも借り手を確保したい貸主が多いのです。
そのため、引越し時期を選べるなら、
家賃が安くなっているオフシーズンが狙い目です。
賃貸物件の家賃が一番安い時期は?
賃貸物件の家賃が安い時期は、
オフシーズンである5~8月。
新生活が始まってからしばらく経ったこの時期は、
引越しをする人があまり多くありません。
逆にオンシーズンは、新年や新年度に向けて引越しをする人が多い1~4月。
転勤の辞令が多く、学校の新学期も始まる9~10月も家賃が高い時期です。
実際に、高い時期と安い時期でどれくらい家賃に差があるかは、
不動産会社との交渉次第なので一概には言えません。
集合住宅の場合、一室だけ家賃を値下げすると
他の入居者から不満が出る場合もあるので、
家賃の10%くらいが上限となるでしょう。
家賃交渉が難しい場合、
オフシーズンには敷金や礼金などの
初期費用で値引きしてくれる場合もあります。
賃貸物件を安い時期に借りるメリット・デメリット
安い時期に賃貸物件を探すのには、
メリットとデメリットがあります。
引越し時期を選べる場合には、
オンシーズンとオフシーズンどちらが良いのか考えてみましょう。
オフシーズンのメリット
まずは、家賃が安い時期であるオフシーズンに
お部屋を探すメリットをご紹介します。
家賃や敷金・礼金が安くなることがある
オフシーズンのもっとも大きなメリットは、
先にも解説した通り家賃や敷金・礼金が安くなること。
ただし、何もしなくても自動で安くなるということはありません。
基本的には、同じ建物内の他の部屋や、
エリアの相場に近い家賃が提示されるので、
そこから値下げ交渉をしていくことになります。
闇雲に安くしてもらおうとするのではなく、
「いくらになったら契約する」と条件を提示すると、
交渉がスムーズに進みやすいですよ。
不動産会社の対応が丁寧
賃貸物件を探している人が多いオンシーズンは、
不動産業者は毎日たくさんのお客さんを相手しなければいけません。
そのため、担当者となかなか連絡が繋がらなかったり、
内見もスピーディーに終わらせなければいけなかったりすることも。
オフシーズンであれば、不動産業者は忙しくないので、
一人一人のお部屋探しにじっくり対応してくれます。
何件も見て回って気に入る部屋を見つけたい場合や、
気になることをしっかり確認したい方におすすめです。
引越し料金が安い
引越しが少ないオフシーズンには、
引越し料金も安いです。
オフシーズンには多くの業者が少ないお客さんを取り合う形になるので、
相見積もりをするとさらに値下げ交渉ができることもあります。
家賃や敷金・礼金、引越し料金を全て安く抑えられるので、
とにかく節約して引越しをしたい方におすすめです。
オフシーズンのデメリット
オフシーズンのお部屋探しには、以下のようなデメリットもあります。
物件数が少ない
オフシーズンのデメリット1つ目は、物件数が少ないということです。
引越しをする人が少ないということは、
空き家になる部屋も少ないということ。
新築物件もオンシーズンに時期を合わせることが多いので、
オフシーズンには物件があまり多くありません。
地方では人口に比べて不動産が余っていることも多いですが、
東京都心などではあまり豊富な選択肢は期待できないでしょう。
優良物件は空いていないことがある
オフシーズンに空いている物件は、
オンシーズンに売れ残った部屋という場合もあります。
当然、良い物件はすぐに借り手が見つかるので、
空き家期間が長い物件はどこかに問題があるということも。
駅近・新築・充実した設備など優良物件を見つけたい場合には、
家賃や引越し料金が高くついてもオンシーズンに探すのがおすすめです。
新生活用のキャンペーンやフェアがない
オンシーズンには、
不動産業者は様々な新生活フェアを行なっています。
内容は家具家電のプレゼントや、
インターネット等との同時契約でプラン料金が安くなる、
仲介手数料の値引きなどが多いです。
これらのキャンペーンやフェアは交渉なしで適用されるのに比べ、
家賃の値下げは交渉次第。
不動産会社が打ち出しているキャンペーンを利用した方が、
間違いなく得できる場合もあるのです。
賃貸物件を高い時期に借りるメリット・デメリット
次に、家賃が高い時期であるオンシーズンに
部屋を借りるメリット・デメリットをご紹介します。
オンシーズンのメリット
引越しの多いオンシーズンは、
家賃の交渉が難しい代わりに以下のようなメリットがあります。
物件数が多い
オンシーズンには引越しで部屋を出る人が多いので、
空き物件の数が多くなります。
新築物件のオープンも多いので、
幅広い選択肢からお部屋を選ぶことができますよ。
特に東京都心など、
競争率の高い場所で良い物件を見つけたいなら、
オンシーズンがおすすめです。
優良物件を見つけやすい
オンシーズンには物件数が多い分、
優良物件も見つけやすいです。
良い物件はすぐに埋まってしまうので、
オフシーズンまでは残らないことがほとんど。
ただし、優良物件は競争率が高いので、
気に入ったら早めに契約するようにしましょう。
オンシーズンのデメリット
次に、オンシーズンにお部屋探しをするデメリットを解説します。
優良物件の競争率が高い
オンシーズンには、多くの引越し希望者が物件を探しています。
当然、誰もが借りたいような優良物件には
多くの人が殺到するので、競争率は高くなります。
オンシーズンに良い物件を借りたい場合は、
すぐに内見に行く行動力や、契約を決める決断力が重要になります。
家賃や敷金・礼金が高い
先にも解説しましたが、
オンシーズンは家賃や敷金・礼金が高いのがデメリットです。
これは、部屋探しをする人が多いオンシーズンには、
わざわざ値下げをしなくても借り手が見つかるため。
値下げ交渉をして申し込むと、
他に値下げなしの契約希望者が現れた場合は
後回しにされてしまうこともあります。
引越し料金が高い
オンシーズンには、引越し料金も高いです。
一人暮らしの場合、
オンシーズンの引越し料金の相場は5~6万円、
オフシーズンだと4.5万円ほど。
家賃や初期費用も高い上、
引越し料金でも0.5~1.5万円ほどの差が出てしまうので、
オンシーズンの引越しには何かとお金がかかるのです。
まとめ
賃貸物件の家賃が安い時期は、5~8月のオフシーズン。
交渉次第では、毎月の家賃や敷金・礼金を値引きしてもらえる可能性があります。
引越しを急いでいなくて、時期が選べる方は、
ぜひオフシーズンの引越しを検討してみましょう。
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